昼夜の気温差が大きくなると、体がだるい・頭痛・めまい等の不調が現れます。
その根本的な原因となるのは、自律神経の乱れです。気温の変化に対応しようと自律神経が過剰働き、負荷がかかり乱れやすくなります。
そこで、自律神経の安定に重要な働きをするのがセロトニンです。
別名『幸せホルモン』と呼ばれ、心の安定に欠かせない脳の神経伝達物質の一つです。
セロトニンには、朝、交感神経のスイッチを入れるという重要な役目があり、起床時にセロトニンが分泌されることで副交感神経優位のモードから交感神経優位のモードに切り替わります。
だから、セロトニンの分泌が減少すると、朝の目覚めがスッキリしない、やる気が出ない、イライラする等、心が不安定になってしまいます。
セロトニンの分泌を促進するには、太陽の光を浴びて、適度な運動をすることが不可欠ですが、原料となる栄養素が不足すると、十分なセロトニンを作ることができません。
そこで、セロトニンを増やす原料となるのが必須アミノ酸トリプトファン(大豆製品・みそ・卵・ナッツ類など)で、体内では合成することができないので、食べ物からの摂取が必要です。トリプトファンの合成には、炭水化物(玄米・バナナ・蕎麦など)やビタミンB6(納豆・鮭など)の力も必須です。
自律神経を安定させて寒暖差に負けない体づくりをするために、毎日この3つの栄養素を摂ることをおすすめします。

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