睡眠の質を上げる重要なポイントは、入眠して最初の3時間!

健康や美容に大きく関係する快適な睡眠。「体の疲れがとれた!」「よく眠れた!」と気持ちよく目覚めた朝は、何事にも代え難いものです。
その頻度を上げるための重要なポイントが眠ってからの約3時間だと言われています。

睡眠には、浅い眠りの『レム睡眠』と深い眠りの『ノンレム睡眠』の2種類があり、寝ている間も私たちの体や脳は、常に忙しく働いています。

体の休息時間である『レム睡眠』の目的は、筋肉の疲労回復、記憶の整理、心のケアなど。
この時、脳が活発に動いて情報を覚えたり整理したりする過程で夢を見ます。
眠りが浅くなっているこの時に目覚めると、スッキリ起きることができます。

脳の休息時間である『ノンレム睡眠』の目的は、ストレスの消去、ホルモンの分泌など。
この時、新陳代謝が促進され、免疫機能が高まり細胞の修復が行われます。健康維持や美肌にも効果があると言われる理由は、ノンレム睡眠時に分泌される『成長ホルモン』。
この成長ホルモンは、寝てから3時間の間に大量に分泌されるのが特徴で、子供の身体の成長に欠かせないのはもちろん、大人にとっても老化の抑制に欠かせない若返りホルモンです。眠って最初の3時間に、快適な睡眠がとれるかが成長ホルモン分泌の重要なカギとなります。

心地よく目覚め、体や脳の疲れがスッキリとれる質の高い睡眠を心がけましょう。